TOEICで得点が稼ぎやすいパートは

パート別の優先順位

TOEICはパートごとに問題傾向がはっきり分かれているのでパート別に優先順位をつけて勉強をしているのがスコアアップの近道です。

 

このため模試と同じ形式で全パートの問題が入っている問題集よりも、特定のパートに特化した問題集の方が勉強には向いています。

 

また、勉強量が得点に結びつきやすいパートと、そうでないパートがあるので、得点が伸び悩んでいる人は一度、見直してみてください。

 

まずはパート2から

TOEICの中でちょっと勉強することで得点アップにつながりやすいのがパート2です。

 

問題数が30問とリスニング全体で3割を占めており、問題もそれほど難しくありません。また、似たような問題が出されることが多いので勉強が本番で役に立つことが多いのが特徴です。

 

また、パート2は問題文も設問文もまったく問題用紙に印刷されないリスニング問題です。このため勉強するのに本が必ずしも必要ではなく、通勤時間などを活用することができます。

 

リスニングで稼ぐならパート3と4、リーディングで稼ぐならパート7

次に優先的に勉強したいパートは、リスニングで得点を稼ぐかリーディングで稼ぐかにより異なります。どちらで稼ぐかは、自分の得意不得意で決めればOK。

 

リスニングの得点を伸ばしたいならパート3と4の対策を行い、リーディングを伸ばしたいならパート7の対策を行うのが効率的です。

 

どちらも問題数が多いのと同時に、勉強したことが得点に結びつきやすい傾向があります。

 

パート5は要注意

気をつけなければならないのは、文法語彙問題のパート5です。書店などを見るとこのパートの問題集が多いのですが、ここはクセ者です。

 

勉強しているのにスコアが伸びないというには、このパートの勉強ばかりしている人に見られる特徴です。

 

なぜ、このパートの勉強があまり得点に結びつかないかというと、このパートで正解するには細かく正確な知識が必要とされるからです。

 

選択肢が2つまで絞れたんだけど、どっちだっけ?ということが多いのがパート5。文法、語彙問題は意味がわかっても正確な用法を知らなくては得点できません。

 

その点、パート7は細かい単語などを知らなくても、意味が把握できるようになれば正答率がグッと上がります。このため、勉強したのと全く同じ問題が出なくても、正解することができます。

 

反対にパート5は勉強していない単語が出題されると正解を導き出すのは至難の業です。
そのため、得点が伸び悩んでいるのであれば、パート5よりもほかのパートの勉強をする方が効率的です。

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