得点に差が出るのがPart3
TOEIC Part3は高得点を取れる人とそうでない人の得点差が出やすいパートです。ここはコツさえつかめれば、得意パートになるオイシイところです。
高得点へのカギはリーディング力
TOEIC Part3はリスニングパートですが、ここで高得点を取れるかはリーディング力が鍵を握っています。具体的には、問題文と選択肢の英文を先読みする能力が高得点には必須です。
Part3は基本的に会話文になっているので、問題文の先読みができれば、「男性と女性の会話だ」「女性の会話の中に答えがあるハズ」といったことが分かります。
こうした情報を持って会話文を聞くことができれば、比較的簡単に解答することができます。
リズムよくマークする
Part3は「問題文と選択肢を先読みする→会話文を聞く→解答をマークする」というリズムで回答していく必要があります。具体的には下記のような感じです。
順番 | 時間経過 | すること |
---|---|---|
1 | Part2終了、Part3の説明 | Q.41〜Q.43の問題文と選択肢を先読み |
2 | 会話文(Q.41〜Q.43)が流れる | 答えを出すことに集中 |
3 | 会話文(Q.41〜Q.43)が終了 | 答えをマーク(Q.41〜Q.43) |
4 | Q.41〜Q.43の問題文が流れる | 次のQ.44〜Q.46の問題文と選択肢を先読み |
5 | 会話文(Q.44〜Q.46)が流れる | (以下繰り返し) |
Part3はひとつの会話文に対して3つ問題が出されるので、3つセットで先読みする必要があります。ポイントは会話文が流れているときは、会話文を聞いて答えを出すことに集中することです。
会話文を聞きながら、問題文を読むというのは、相当な英語力がないとできません。
また、会話文を聞いている途中で分かった問題があると、ついマークしたくなりますが、大事な部分を聞き逃してしまうことにもなりかねないので危険です。
答えは覚えておいて、会話文が終了した時にまとめてマークするほうが安全で効率的です。
問題文の暗記が有効な勉強法
Part3の問題集をもとに問題文(設問文)をパソコンに打ち出して、整理してみると気づくことがあります。同じような構文の問題文が多いということです。
いくつかのパターンがあって、あとはその中の単語を入れ替えただけの文となっています。このパターンを暗記してしまうのが最も有効な勉強方法です。
暗記してしまえば、問題文を見た瞬間に何が問われているのかがわかるので先読みのスピードが上がります。
そのための暗記ですので、見た瞬間に日本語に訳さずに質問内容が理解できるようにすることが大切です。得点力アップに効く勉強法ですので試してみてください。