TOEICが全問解けないときの対策

まともに解いていては時間が足りない

TOEICのリーディング問題は、まともに解いていては全部の問題に回答することができず、時間切れになってしまいます。

 

リーディングパートは全100問で75分なので、単純計算すると1問あたり45秒で解かなければなりません。実際には、文法穴埋め問題(パート5)と読解問題(パート7)では1問あたりの時間は違ってきます。

 

時間配分の目安は下記となります。

パート51問あたり30秒合計20分(全40問)
パート61問あたり30秒合計 6分(全12問)
パート71問あたり60秒合計48分(全48問)

これで合計74分です。1問あたりの時間にはマークシートに記入する時間も含まれているので、考える時間はこれ以下となります。

 

ただし、試験問題は難易度が異なるので、同じペースで解くことはできません。そのため、文法問題などは見た瞬間に答えを出して、難しい問題のために時間を稼がなくてはいけません。

 

ただ、一番の問題はパート7の読解問題です。

 

ここが全問解けずに時間切れとなる人はかなり多いようです。試験会場でも終了時間前になると、やみくもにマークシートに記入している人の姿を見かけます。

 

ヤマカンで最後の10問(もしくはそれ以上)をマークしていてはTOEICで高得点は取れません。

 

全問回答のために必要なテクニック

リーディング問題で時間切れにならず全問正解するためには英語力だけでなくある種のテクニックが必要です。試験テクニックとは、文書の処理能力と言い換えることもできます。

 

TOEICはビジネスの現場での英語能力を測ることも目的としており、この中には業務文書の処理スピードというものも含まれます。

 

例えば、英文レターを読んで必要な情報だけを素早く見つけ出すといった能力です。
こうしたものは、英語力だけでなく業務での慣れが必要とされます。

 

メールを見たら、誰から誰へのもので、目的は何か?といったことがひと目でわかるようになるには慣れが必要です。この慣れが言い換えれば試験テクニックです。

 

ただし、英語の文書に触れる機会のない人はこうした力を身につけることができません。TOEICの試験テクニックを通して学ぶしかありません。

 

具体的には下記が参考になります。時間切れで困っている方は要チェックです。
Score Up 1-2-3 for the TOEIC(R) Test

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