時間切れを防ぐには時間配分が大切
TOEICは制限時間に対して問題量が多いので、全問回答するには時間配分が重要です。これを間違えると時間切れとなり、何問かはマークできないまま試験が終了してしまいます。
時間配分が必要なのはリーディングパートの75分。目安はパート5とパート6が一問30秒。パート7が一問60秒。これで合計74分になります。
TOEICの試験時間は13:00から15:00で最初にリスニング45分が入るので、これでスケジュールを立てると下記のようになります。
TOEICテスト時間配分の目安
パート | 問題数 | 一問あたり目安 | 合計時間 | 回答スケジュール |
---|---|---|---|---|
Part5 | 40問 | 一問30秒 | 20分 | 13:45〜14:05 |
Part6 | 12問 | 一問30秒 | 6分 | 14:05〜14:11 |
Part7 | 48問 | 一問60秒 | 48分 | 14:11〜14:49 |
これで1分の余裕があります。パート7の読解問題は1問60秒を目安としていますが、確実に正解するためにはもっと時間が欲しいところです。
そのため、実際のテストでは上記を目安にしながら、パート5とパート6でいかに貯金が稼げるか(目安より早く解けるか)が重要となってきます。
回答スケジュールで言えば、14:10にはパート7に取り掛かりたいところです。
パート5は焦らず急ぐ
14:10にはパート7を始められるようにするには、パート5で時間を稼がなければなりません。ただし、焦って間違えてしまっては、意味がありません。
焦らないで急いで問題を解くために必要なことは、時間の感覚を体で覚えておくことです。時計をチラチラ見ながら問題を解くのは、自分を焦らすだけです。
試験中はパート5のところでは20問解いて1回時計を見れば十分です。パート5の目安は一問30秒なので、20問で10分。これを基準にいまのペースで良いかをチェックします。
普段の勉強からしておきたいこと
この時間感覚は普段の問題演習でも磨けます。常に20問10分を1セットとして問題集を解くようにしておけば、自然と身に付きます。
じっくり問題を解くこともときには必要ですが、試験が近づいてきたときは、パート5の時間間隔を体で覚える勉強も必要です。これがパート7の時間を稼ぐことにつながります。
そうすることで、時間切れで全問解けなかったということが防げます。