他のパートとのバランスが大事
TOEIC Part6は全部で12問とリーディングの他のパート(Part5は40問、Part7は48問)と比べて問題数が少ないのが特徴です。このためトータルでのTOEICスコアを考えると、このパートは勉強時間も含めて取捨選択が重要になってきます。
Part5、Part7対策である程度の得点はできる
Part6は長文の中の穴埋め問題となっています。これは大きくは2つに分類され、文法知識で解ける問題と文章の内容から推察して解く問題です。
文法知識で解ける問題であれば、Part5対策の勉強が役立ちますし、文章の内容から解く問題はPart7対策の勉強が有効です。
また、問題数も12問と大きな割合を占めていないので、特別な勉強をしなくても、ある程度の得点は稼ぐことができます。
カギはタイムマネジメント
ただし、本番の試験では問題を解く時間に気をつけなければなりません。
リーディングパートはどうしても時間が足りなくなりがちです。TOEICテストでは、出題順と難易度は関係ありません。このため、時間が足りなくなって、最後の方にあった簡単な問題に回答できなことがあります。これでは実力以下のスコアにしかなりません。
こうしたことを避けるために、試験中のタイムマネジメントが大切です。
その中でも鍵を握るのがPart6。問題文を全部読んでいては、時間がかかりすぎます。それでは、Part7を解く時間が少なくなってしまいます。
Part6にかける時間を決めて、わからない問題には見切りをつけることが本番では必要です。
860点以上を狙うならPart6向けの対策が必要
TOEICスコア860点以上の高得点を目指そうと思ったら、Part6の12問も重要です。
ここで全問正解を狙う必要はありませんが、10問前後(間違いが1問から2問)は正解して得点を稼ぎたいところです。
そのための対策としては実戦問題(過去問など)を時間を決めて解くことが一番です。
また、解いただけにせず、そのあとの復習も大切です。
具体的には、解説を読んで自分が間違えた理由をしっかり把握すること。(単語知識がなかったのか?文章読解に問題があったのか?)
そうすることで、どんなパターンの問題が出題されて、自分はどんな問題が苦手なのかを把握することができます。
あとは苦手な部分に絞った勉強(単語知識を増やすなど)を行えばPart6対策としては十分です。
本番10回分の問題がある問題集 |
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